女性は自分の虚栄心を満たす

「まさか、この人が:::」というタイプの男なんだ。なにを着ても似合わないし、喋らせても、納得するようなこといわないという男なのに、いつの間にか女から、しこたま金を巻き上げてドロンの姿勢を定めているという男が世の中には沢山いるものなんだなあ。お嬢さん、これでわかってもらったと思うけれども、結婚詐歎師というのは、両極端があるということなんだよなあ。一方はベラベラ。一方は陰気で、むっつりということだなあ。こういう明齢、はじめは、とにかく紳士面をするものさ。それに、知識を誰かから得て羽持とうとしているものなんだ。借り衣裳で槍舞台を踏もうとする人聞が多いものなんだよ。それに一獲千金を夢見る性格ともいえるなあ。男の虚栄心のかたまりみたいな奴が多いということなんだ。「自分は、これだけの力をもっているんだぞオ」と、誇示したいために、外観(服装)を着飾ヲたり、言葉もやたらに難解なものを並べたりするわけだが、底をわってみれば、どうしょうもなく浅いわけだ。男から見れば、こういう奴は、実に馬鹿に見えるものなんだが、若い女性から見れば、とても魅力的なんだから、びっくりしてしまうなあ。これはよく考えてみれば、女性は自分の虚栄心を満たすために、どうやら男のいうことを信じてしまうらしいのだ。「ぼくはなんにも出来ないよ、青二才だからね」と、男が謙遜した時、女性は、その男を社会に適応しない青二才みたいに断定してしまうわけなんだなあ。それを反対に、「おれには、こういう知人がいて、こういうことが出来るんだぞ」ということになると、案外、遅しい男だという判定を下してしまうようなんだなあ。女性たるものは、もう少し、男の心理をちゃん・と学んでもらった方がいいような気がして仕方がないわけだ。男の感傷には干渉しないことサ一番困る男は、生まれながらに劣等感をもっている男なんだな。こういう奴が結婚詐歎をしやすい。生まれながらの劣等感というのは、正式に結婚していない男女の聞から生まれた男などがそうだ。いわゆる私生児ってやっかな。こういう男は、まんまと女を騎してしまうケ スとなる。女に同情を得ょうとしてしまうわけなんだ。恥4同情というのは、愛情では決してないわけなんだよ。向性同士の同情は成立しても、異性同士の同情ってやつは、陰気な家づくりに終わってしまうと思うんだ。そりゃ、女の方が陽気で、過去のこと一切を気にしない性格だということです。